|
先日、日本では岩手・宮城内陸地震、中国では四川大地震があり、多くの人が犠牲となってしまいました。このようなことがあると、私達も万が一地震が起こった場合どのような行動をとったらよいのかと考えさせられます。ただ、今回中国で報道されていた、手で簡単に砕かれてしまうようなすかすかなコンクリートで造られた学校にいて、被害にあった子ども達のように、強度的に弱い建物の中にいてはどうしようもない場合もありえるのです。
木造二階建て住宅(在来工法)の場合日本では、阪神大震災を教訓として法改正が行われ、地震にも安心な建物が建てられるようになりました。しかし、それは品確法でいう耐震等級T〜VのうちのTに過ぎません。耐震等級VはTの1.5倍もの強度があります。今では建築基準法をはるかに超える大地震がおきています。耐震等級Tは建築基準法の最低ラインでしかなく、命さえ助かればよいという最低レベルの強度基準なのです。
現在、地震に耐え得る技術として耐震・制震・免震の三つがあります。簡単に説明すると、耐震住宅は基準法で定められている一般的な耐震性能を備えており、日本の住宅では一番多いものです。制震住宅は建物の一部に地震エネルギーを吸収する部材が使われています。免震住宅は建物下の免震装置が地震エネルギーにストップをかけ、伝わりにくくします。
|